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シモツケコウホネと里を守る会の活動
活動内容
シモツケコウホネと里を守る会では月に一度、シモツケコウホネの自生地である水路の草刈りを行っています。草刈りを行うことによって水路を草が覆ってしまうことを防ぎ、日光が差し込むようにしています。シモツケコウホネも光合成のために日光が必要となるため、シモツケコウホネの生育のために水路周辺の草刈りは重要となっています。
草刈りの後には、情報交換会も行っています。

水路周辺の草刈りの様子
また草刈りと同時に、水路に生えている外来植物であるコカナダモの除去を行っています。コカナダモは切れた節の部分や残った部分からも発根して繁殖するため、草刈り機で除去しようとするとコカナダモが周囲に散らばり、コカナダモが増える原因になってしまいます。このため、コカナダモの除去は草刈り機などではなく手作業での除去が必要になります。
淡水に生育する水草で、異常に繁殖することによって生態系に悪影響を与えてしまいます。また大きく成長すると水面を覆ってしますため、除去が必要になっています。
一方で、コカナダモの茎は折れやすく、切れた節の部分から発根して繁殖するため完全な防除は難しくなっています。また、上流からもコカナダモが流れてくるため、定期的に水路のコカナダモを取り除く必要があります。
また、地元の子供達などを対象として、シモツケコウホネの観察授業などを行っています。

シモツケコウホネを観察している様子
また毎年シモツケコウホネの開花時期には、花の開花数や水路のphといった記録を付け、異常が無いかということを調べるといったことも行っています。
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